2006年09月03日

● SC06 のゴードン・ベル賞ファイナリスト

HPC恒例の大イベント SC06(International Conference on High Performance Computing, Networking, Storage and Analysis)が 11月11日-17日にフロリダ州タンパで開催されます。
 
この期間中に発表される有名なゴードン・ベル賞(Gordon Bell Prizes)ファイナリスト 6チームが公表されていました。

今年のゴードン・ベル賞は4カテゴリー:
 1. Sustained FLOPSベースのピーク性能
 2. 価格性能比 (1$当りのSustained FLOPS)
 3. イノベーションによるスケーラビリティへの画期的な成功
 4. コンパイラで達成したスケーラビリティ(?)(原文は* Scalability achieved through language constructs)

に分かれていて、ちなみにファイナリスト使用したシステム
 
 - Blue Gene使用が3チーム (米国2、日本1)、
 - 地球シミュレータ使用が1チーム(日本)、
 - MD-GRAPE使用が1チーム(日本)、
 - FPGAベース・システム使用が1チーム(日本)となっています。

このうちBlue Gene使用チームは、
 1. 米国がLLNLチーム (電子構造計算で200TFLOPS)、
 2. IBM チーム(格子QCDで12 TFLOPS)、そして
 3. 日本のアライドエンジニアリング・チーム(携帯電話の落下時衝撃解析)
の3チームでした。

3.のような産業界向けの解析がファイナリストになったのはたぶん始めてでしょう。
ともすれば特殊目的と思われがちなBGのような超並列アーキテクチャ・システムが産業界に役立つことを実証しているという意味でもイノベーティブな成果と言えるのではないでしょうか。



cheer_hpc at 23:08 │Comments(0)TrackBack(0)clip!SC06 

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