2006年10月05日
● SCといえば小柳レポート
・ 今年東大を定年退官され4月から工学院大学の情報学部長になられた小柳義夫先生による「小柳レポート」はHPCの世界では有名すぎるレポートですが、1992年11月(第5回)のSupercomputing '92から去年11月のSC05 (第18回)まで欠席なしの記述内容は、すでに歴史的な価値のある記録になっていることがわかります。
・ 最初の1992年のレポートには、当時のSupercomputing'92の規模は日本で開催していたSupercomputing Japan (そういえばありました)よりも小さいとか、ETA社の社長のThorndike 氏が「最初にTFLOPSのMPPを作るのは実装技術のあるIBMだ」と言ったとか面白い話がレポートされています。
ちなみに最初の1TFLOPS達成は5年後の1997年に7,264プロセッサーを備えたIntel製のASCI Red(1.3TFLOPS)によってなされ、IBMがTFLOPSを越えてトップを取るのはさらに3年後の2000年11月、8,192個のPOWER3プロセッサーを持ったASCI White (4.9TFLOPS)の出現まで待たなければなりません。
・ この時までは日本製のベクトル・コンピューターが総力戦で世界を圧倒していた感がします。
・ Supercomputing 2000の小柳レポートには、このときBlue Geneと地球シミュレータの講演が多くの聴衆を集めていたとあります。今読むとMPPとベクトル・プロセッサーの決戦かという印象です。
・ そしてご存知のとおり、まず地球シミュレータ(36TFLOPS)が2002年にトップをASCI Whiteから奪還し、そして2004年にはBlue Gene/L(70TFLOPS)がトップに踊り出ました。両者ともに、国際会議で話したことをきっちり実現したなどということも小柳レポートからわかります。
HPCに関して量・質とも備わったこのようなレポートは世界でも例がないでしょう。すごいの一言です。
さてSC06も来月になってきました。契約ホテルの予約締め切りが近づいています。
・ 最初の1992年のレポートには、当時のSupercomputing'92の規模は日本で開催していたSupercomputing Japan (そういえばありました)よりも小さいとか、ETA社の社長のThorndike 氏が「最初にTFLOPSのMPPを作るのは実装技術のあるIBMだ」と言ったとか面白い話がレポートされています。
ちなみに最初の1TFLOPS達成は5年後の1997年に7,264プロセッサーを備えたIntel製のASCI Red(1.3TFLOPS)によってなされ、IBMがTFLOPSを越えてトップを取るのはさらに3年後の2000年11月、8,192個のPOWER3プロセッサーを持ったASCI White (4.9TFLOPS)の出現まで待たなければなりません。
・ この時までは日本製のベクトル・コンピューターが総力戦で世界を圧倒していた感がします。
・ Supercomputing 2000の小柳レポートには、このときBlue Geneと地球シミュレータの講演が多くの聴衆を集めていたとあります。今読むとMPPとベクトル・プロセッサーの決戦かという印象です。
・ そしてご存知のとおり、まず地球シミュレータ(36TFLOPS)が2002年にトップをASCI Whiteから奪還し、そして2004年にはBlue Gene/L(70TFLOPS)がトップに踊り出ました。両者ともに、国際会議で話したことをきっちり実現したなどということも小柳レポートからわかります。
HPCに関して量・質とも備わったこのようなレポートは世界でも例がないでしょう。すごいの一言です。
さてSC06も来月になってきました。契約ホテルの予約締め切りが近づいています。

