2006年11月16日

●渡辺貞氏がCray Award受賞講演

・HPCシステムのアーキテクトに贈られる最も名誉なCray Awardを、今年は日本人では初めて渡辺貞氏(次世代ス−パ一コンピュータ開発実施本部プロジェクトリーダー)が受賞しました。渡辺氏はNECのベクトル・スーパーコンピュータSXシリーズ、地球シミュレータの設計者としてよく知られています。
・けさ(11/15)の受賞講演もまずSX-1から最新のSX-8までの変遷をわかりやすく紹介しました。それによるとシステム性能は5万倍、CPU数が4,096倍、メモリサイズはなんと26万倍になっているそうです。
・その後、Top500の一位をしばらく占めていた地球シミュレータ(ES)のシステムと、それにより実現したファイン・グリッドによる地球規模の風と台風のシミュレーションのアニメーションを紹介しました。
・フロリダ半島周辺のハリケーンをカナダの研究者がESでシミュレーションしたアニメーションを紹介したときは、明日タンパを襲うかも知れないというジョークで会場がわきました。
・最後に2006-2012で1,100億円の予算を予定し、2011年FYの終わりにHWが稼動する日本の国家プロジェクト―次世代スーパーコンピュータの簡単な紹介、そして9つのRuleで締めくくりました。

なにより高いレベルの継続的な実績に裏打ちされた講演は、多数の参加者に深い感銘を与えていました。

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