2006年11月16日

● SC06 (その2)

・SC06テクニカルセッションの二日目が終わり、明日は早朝に日本に戻るので、ざっと書き漏らしたことをまとめておきます。

・まず来年のSC07はネバダ州のRenoで11月10-16日に開催されます。

・今回の展示ブースはいつもより狭くなったとのことでしたが、逆に広すぎて閉口することもなく、じっくりと各ブースを見ることができました。日本からの各出展ブースも特に一箇所に集中することもなく自然な感じで溶け込んでいました。

・AIST, RIKEN次世代スーパーコンピュータとGRAPE、JAXA, NAREGI, 統計数理研究所、ITBL、防災研、東京大、筑波大、東北大、同志社大、東工大、九大、埼玉大、埼玉工大、国産メーカー各社が単独や共同でブースに参加していました(もしかしたら他にもあったかもしれませんが、気がついたまま。もれていた時はご容赦ください)。

PetaScaleについては、個別の発表のほうにpetaFLOPSまたはそれ以上の時代を意識したものが現れていて全体の方向をリードしている段階と見受けられました。BOFなど多数が参加するセッションでは批判的な意見がでたりして全体が盛り上がる前の段階にあるという印象です。

・その点具体的にCell BEやそれを使ったハイブリッド・スーパーコンピュータRoadRunnerのセッション、さらにハイブリッド・プログラミング・モデルのセッションは関心が高く、立見になるような状況でした。

・Blue Gene/Lの次と言われているBlue Gene/P、その先のBlue Gene/Qについても政府側のASCがこの名称をBOFでの発表で使ったり、IBMブースではBlue Gene/Pのシステムボード二個が何気なくBG/Lの横に立て掛けて説明をしていたりと、あたかも既成事実になったかのようなSC06でした (もちろん正式な発表はIBMからもASCからも何もされていません)。

・RoadRunnerのセッション、さらにハイブリッド・プログラミング・モデルのセッションの内容は改めて紹介するつもりです。

SC06は話題性からもIBMがだんとつだったと感じましたが、しばらく続くだろうこの転換期に、各メーカー、大学・研究機関、日本の国家プロジェクトがどのような姿をこれから見せてくるでしょうか。ある意味、HPCは非常に期待され、挑戦しがいのある新時代に入ってきたようです。

cheer_hpc at 12:48 │Comments(0)TrackBack(0)clip!SC06 

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